予防薬
■予防薬
インフルエンザに使う薬には、「ウイルスの繁殖を抑える」という働きがあります。
インフルエンザウイルスが増殖するとき、細胞ではノイラミニダーゼという酵素が活性化します。
この酵素の働きを阻害するのが「抗インフルエンザウイルス薬」です。
ですから、基本的には、ウイルスが体内に侵入して、症状が出始めてからの服用なのですが、例外的に「予防薬」として処方されることがあります。
予防用の薬は、「オセルタミビル」と「ザナミビル」の2種類です。
これらは、予防薬としての使用も認可されていますが、健康保険の適用にはならないので、実費で支払わなければなりません。
しかも、服用できる条件がつけられています。
インフルエンザ患者の同居家族、共同生活者(施設などの同居者)で、次のような条件のある場合です。
・65歳以上
・慢性呼吸器疾患患者、慢性心疾患患者
・代謝性疾患患者(糖尿病など)
・腎機能障害患者
要は、高確率で感染しそうな状態にあるのに、感染したらまずい健康状態にある人です。
その他の人が、予防措置をとっておこうとすると、ワクチン注射しかありません。
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