インフルエンザの流行する時期

■インフルエンザの流行する時期

インフルエンザウイルスは、「渡り鳥」によって世界中にばら撒かれます。

「渡り鳥」は、食糧事情や、気温などの住環境の事情によって、季節ごとにすみかを変える鳥です。
場所を求めて、長い距離を移動します。

長く飛ぶものでは、なんと南極から北極まで!
進路は、太陽や星の配置、地磁気、地形などから決めているのだそうです。

日本でも、夏になるとツバメ、アマサギ、オオルリ、キビタキ、クロツグミ、ハチクマ、サシバなどが繁殖のためにやってきます。

冬になると、ツグミ、ジョウビタキ、ユリカモメ、マガモ、オオハクチョウ、マナヅル、オオワシなどが越冬のためにやってきます。
寒いのに…と思いますが、もっと寒い地域から、温かい日本の冬を求めて飛んでくるのです。

さて、インフルエンザウイルスを運んでくるのは、「水鳥」です。
冬にむけてやってくるチームですね。

ですから、日本では、インフルエンザの流行は12月〜3月なのです。

もう少し詳しくみてみましょう。

水鳥によって運ばれたウイルスによって、小さな地域で最初のインフルエンザが発生します。
これが、11月の下旬から12月の上旬のころです。

ですから、予防接種は11月の初旬までには打っておいたほうが効果的なのです。

12月中に、一度流行しますが、かかった人が治ること、学校が長期の休みに入ることで通常の年には、いったん小康状態になります。
年が明けてまた患者数が増え、2月〜3月をピークに、ゴールデンウィークには終息するというのがパターンです。

また、この季節は、温度がほどよく低く、空気がほどよく乾燥しているので、ウイルスは長生きすることができます。
かえって、零下にまで冷え込んだり、カラカラに乾燥してしまえば逆にウイルスの活動も鈍るのですが。

また「乾燥」した「冷たい」空気に、人間の粘膜は弱く、のどや鼻を痛めてしまいます。
ここに長生きしながら空中を漂っているインフルエンザウイルスが飛びつくのです。

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